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SSLとは
SSL(Secure Socket Layer)は、インターネット上でやりとりされるデータの「盗聴」「改ざん」「なりすまし」を防止するための暗号化プロトコル(通信方法)を指します。
例えば、ネットショッピングで買い物をする際には、名前や住所、クレジットカード情報などを入力します。
こういった重要な情報をインターネット上で通信し送りますが、通信中の情報を悪意のある第三者に盗み見られる恐れがあります。
この通信内容を暗号化、つまり何が書いてあるか分からない状態にして、もし盗み見られても解読が困難な状態にする仕組みがSSLです。
今見ているWebサイトのURLが「http」ではなく「https」になっていればSSL化されています。
正式にはSSLではない
最初は「SSL 1.0」という形で開発され、さらに改良後「SSL 2.0」として登場しました。
その後、重大な脆弱性が見つかり、バージョンアップの過程の中で、SSLは根本から設計を見直す必要がありました。
そして現在、SSLに変わる新しい仕組みの『TLS（Transport Layer Security）』というものになっています。
実際には『TLS』が正しい呼称なのですが、『TLS』という言葉に馴染みがないため、今でも「SSL」や「SSL/TLS」といった表現がされています。